デニムのある暮らし

白い台の上に、少し開いて立てた濃紺のデニムの二つ折りパスケース。正面の右に銀色のD形の金具、縁に沿ってオレンジの縫い目、上の口から中の仕切りの縁がのぞく

小倉という名の布は、なぜ備中で織られたのか

九州の豊前で生まれた小倉(こくら)という木綿の布は、明治に学生の制服の布として全国へ広がり、備中の井原でも織られるようになりました。藍で染めた厚い布を織ってきた土地で、小倉がどう続き、のちのデニムに似た布へつながったのかをたどります。

小倉という名の布は、なぜ備中で織られたのか

九州の豊前で生まれた小倉(こくら)という木綿の布は、明治に学生の制服の布として全国へ広がり、備中の井原でも織られるようになりました。藍で染めた厚い布を織ってきた土地で、小倉がどう続き、のちのデニムに似た布へつながったのかをたどります。

白い壁の前で、手に持った細いストラップから下がる、閉じた濃紺のデニムの横長のポーチ。ふたの面が正面を向き、右下に赤いタグ

藍は、なぜ一度溶かされるのか

デニムの青のもとになる藍の色素、インジゴは、水に溶けません。染めるときは一度だけ水に溶ける形に変え、液から引き上げて空気に当て、元の青に戻します。その回り道の理由をたどります。

藍は、なぜ一度溶かされるのか

デニムの青のもとになる藍の色素、インジゴは、水に溶けません。染めるときは一度だけ水に溶ける形に変え、液から引き上げて空気に当て、元の青に戻します。その回り道の理由をたどります。

白い台の上に真上から置いた、閉じた濃紺のデニムの長財布。表に白い革のタグ、右端に赤い織りネームと金色の丸いリング。まわりは白い余白

藍は、どこで育てられていたのか

デニムの青のもとは、藍という植物です。四国の吉野川のそばで育てられ、すくもという染料になって全国へ送られていました。実験室で同じ色素が合成され、藍は畑から工場へ移ります。

藍は、どこで育てられていたのか

デニムの青のもとは、藍という植物です。四国の吉野川のそばで育てられ、すくもという染料になって全国へ送られていました。実験室で同じ色素が合成され、藍は畑から工場へ移ります。

灰色の台の上で、両手に持った濃紺のデニムの小さな財布。閉じたままの蓋の端に右手の親指がかかっている。縁に沿ってオレンジの縫い目、下に赤い織りネーム。中は見えない

財布の中には、何を入れておくのか

財布の中身は、払うもの、身元を示すもの、預かっているもの、の三つに分かれます。厚くしているのは三つめであることが多い。何を毎日連れて行くかを自分で決める考え方を、デニムの財布からまとめました。

財布の中には、何を入れておくのか

財布の中身は、払うもの、身元を示すもの、預かっているもの、の三つに分かれます。厚くしているのは三つめであることが多い。何を毎日連れて行くかを自分で決める考え方を、デニムの財布からまとめました。

白い壁に付けた濃い茶色の飾り棚。白い鉢の多肉植物の横に、濃紺のデニムのキーケースが立てて置いてある。金色のリングと革の引き手が付いている。目線の高さから

織り上がった布は、そのあと何をくぐるのか

織機から下ろしたデニムには、細かい毛と、織るあいだに引っ張られた力が残っています。焼いて、ずらして、押し縮め、最後に測る。布が出ていくまでの話です。

織り上がった布は、そのあと何をくぐるのか

織機から下ろしたデニムには、細かい毛と、織るあいだに引っ張られた力が残っています。焼いて、ずらして、押し縮め、最後に測る。布が出ていくまでの話です。

白いブラインド越しに光が入る窓辺。木のサイドテーブルに、濃紺のデニムの二つ折り財布と、細い金属の眼鏡が置いてある。斜め上から

デニムの生地は、なぜ一種類ではないのか

デニムと呼ばれる布を並べると、厚みも幅も手ざわりも違います。その違いが決まるのは、横の糸を運ぶ道具が違うから。瀬戸内の織り場に並ぶ、古い機械と新しい機械の話です。

デニムの生地は、なぜ一種類ではないのか

デニムと呼ばれる布を並べると、厚みも幅も手ざわりも違います。その違いが決まるのは、横の糸を運ぶ道具が違うから。瀬戸内の織り場に並ぶ、古い機械と新しい機械の話です。